【足立区】汁まで飲み干すほどうまい! 足立市場で生まれた「ネギマそば」を喰らってきた! 足立市場「たけうち」
国道4号線沿い、京成線「千住大橋」駅から徒歩5分ほどの場所にある千住の魚河岸「足立市場」。
「足立市場」は、都内で唯一の水産物専門の中央卸売市場として多くの水産業者の方々が集まる市場ですが、関連業者として青果・果物や干物、加工品などを取り扱うお店も敷地内にあります。
そしてやっぱり気になるのが市場メシ! 「足立市場」にも、正門を入ってすぐ右手には市場の食材を使った美味しいグルメを楽しめる魚河岸食堂が並んでいます。
時計を見るとちょうどランチの時間帯。どのお店も午前中の営業がメインですが、お昼過ぎ14時ごろまでは営業しているお店がほとんどでした。
海鮮や定食などのお店が多い中、食堂エリアの一番奥のお店で「ネギマそば・ネギマうどん」の文字を発見。
足立市場で生まれた「ネギマそば、ネギマうどん」。二年の月日をかけたこだわりのだし汁を試すべく入ってみることに。お店の名前は「たけうち」です。
扉を開けると、優しい声で「いらっしゃいませ〜」とお母さんが迎えてくださいました。
店内には新聞を読みながらお蕎麦を啜るお客さんが2人。常連さんのようで、小気味よくお店の方と会話をしながら食事していました。おそらく建物自体はかなり年季が入っていると思われますが、「たけうち」の店内は清潔感があって、日々の丁寧な営業が垣間見える空間です。
お店の外にあったメニューには、名物の「ネギマそば」以外にも、「ピリ辛つけ麺小松菜うどん」やお餅メニューなどもありました。
やはりここは「ネギマそば(600円)」を注文。
ふわっと香る優しいお出汁に食欲をそそられます。具材は、ネギマ(葱鮪)の他にみつば、小松菜が入っていました。れんげを別皿で出してくれるのも、丁寧な心遣いが感じられます。
お出汁をひとくち啜ってみると、初めは「ん?ちょっと薄めかな?」と感じましたが、じんわりと旨味が広がっていきます。鮪をパクッと食べると、風味が一気に口の中に広がり、お出汁とのバランスが絶妙です。お出汁が鮪の風味を邪魔しないように、計算されているように感じます。そこにネギのアクセントがあって、とってもおいしい一杯でした!
久々に、おそばのお出汁まで完飲しました。
足立市場発祥の「ネギマそば」のおいしさを、もっとたくさんの方々に知って欲しいなと感じさせてくれる逸品でした! 気になった方は、「足立市場」の「たけうち」にぜひ行ってみてくださいね。
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