【足立区】住宅街の中にあるイタリアの国旗は、家庭的な温かいイタリアンレストランの目印だった!
足立区の中でも南西側、蛇行する隅田川と荒川の間に位置するのが、千住地区、小台・宮城地区、新田地区の3つ。川に挟まれたこれらのエリアは、足立区の中では島のような地域になっていますが、中でもなかなか行ったことがなかった新田地区を散歩してみました。
大型マンションなども多いこのエリアの住宅街を歩いていると、オレンジのかわいい外観の建物にイタリアの国旗を発見しました。
ここはイタリアの家庭料理のお店「イル・ソリアーノ」というお店でした。
お庭に入ってみると、かわいい猫ちゃんの看板に「OPEN」の文字があったので、入ってみることにしました。
入口を開けると、素敵なご夫婦とかわいい猫ちゃんが「いらっしゃいませ〜」と迎えてくれました。
ランチメニューは、前菜盛り合せ・パスタ・デザート・コーヒーor紅茶のセットの「プリモランチ(1,500円)」、これにメインがついたセットの「セコンドランチ(2,300円)」の2種類がありました。
今回は「プリモランチ」を選択し、パスタは「カルボナーラ」にしました。
まずは前菜。
「豚肉の塩麹ハニーマスタード」「人参のキッシュ」「野菜のカポナータ」の3種でした。
「豚肉の塩麹ハニーマスタード」のお肉は、とっても柔らかく仕上がっていて、薄くカットされているのでとても食べやすく、ワインを頼みたくなる一品でした。「人参のキッシュ」はほんのり温かくふわふわ。「野菜のカポナータ」はゴロゴロ野菜がトマトソースで柔らかく煮込まれており、前菜のどれをとってもまさに「イタリアの家庭料理」の温かみを感じました。
パスタは、「カルボナーラ」「ナスとトマト」「エノキ茸と明太子」の3種類から「カルボナーラ」を選びました。
この「カルボナーラ」がとても美味しいんです! クリーミーなソースにパスタが絡み、ベーコンの塩気に黒こしょうのアクセントが効いた、王道カルボナーラです。カルボナーラは、卵とクリームの火加減によって全く違う口当たりになりますが、「イル・ソリアーノ」のカルボナーラは、家庭料理の温かみがありつつもとてもバランスの取れた一品でした。
この日のデザートは、シフォンケーキでした。プレーンタイプのシフォンケーキかと思いきや、みかんが練り込まれていて、ケーキだけどサクッとあっさり完食できるケーキでした。いろんなフルーツが添えられているのも嬉しいポイントです。
住宅街の中で見つけたイタリアンレストラン「イル・ソリアーノ」は、家庭料理の温かみを感じつつ、1品1品丁寧に作られたイタリアンが食べられる素敵なお店でした。気になった方はぜひ行ってみてくださいね。