足立区の観光スポットの1つである「西新井大師」ですが、最寄り駅となるのが、日本一短い鉄道路線と言われている「東武大師線」の「大師前駅」です。

2023年8月ごろに、「大師前駅」の目の前を通ってみると、とても大きな建物が建設中でした。

2023年8月　建設中の様子

「西新井大師」という土地の雰囲気に馴染むようなダークな色合いですが、広い駐車場があったり、2階、3階にはそれぞれ外を囲うようにデザイン性の高い黒い柵がついていたりと、オフィスビルとはちょっと違う造りかなと思っていたのですが、何ができるのかはこの時点ではわかりませんでした。

そして先日、同じ場所に行ってみると、足立区の転出入届や納税窓口などを請け負う「西新井区民事務所」と、児童館や子育てサロンが備えられた「西新井住区センター」の複合施設「西新井センター」が誕生していました。

「西新井大師」というと、関東三大厄除け大師の1つであり、初詣や七五三詣といった行事の他にも庭園散策などに立ち寄る方も多く、足立区の観光スポットの1つと言えます。その場所に地域住民が主に利用する「西新井センター」ができたのは少し意外でしたが、地域の方々にも「西新井大師」がさらに身近なものとなるきっかけになるかもしれませんね。

「西新井センター」は地上3階建てで、1階に「区民事務所」、2階に「会議室」「大広間」など、そして3階は「学童保育室」や「図書コーナー」「子育てサロン」といった子供向けの施設が揃っています。

1階入り口前には、広々とした駐車・駐輪スペースがあるのも特徴的で、イベントなどで使うことも想定されているそうです。

新しくオープンした「西新井センター」が気になった方は、「西新井大師」への参拝帰りにでも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

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