【足立区】段階的に咲く桜並木「五色桜」は、長い期間桜を楽しめるお花見スポットです!
足立区内でも各地で桜が満開を迎えており、お花見を楽しむ方々を多く見かける時期になりました。暖かい陽気の中でふわっと咲く桜を見ると、「冬が終わって春が来たな〜」と改めて感じますよね。
区内にたくさんあるお花見スポットの中で、おすすめのひとつが「荒川の五色桜(ごしきざくら)」。荒川にかかる「鹿浜橋」と「五色桜大橋」それぞれ東側の対岸土手、約2kmの間に桜並木があり、植樹された明治時代に新聞で「五色に彩られ」と紹介されたことから「五色桜」と名付けられたと言われています。
米ワシントン市にある公園「ポトマック公園」に送られた桜は、この五色桜の接穂(つぎほ)がとられて生育された苗木と言われています。一度は衰退を見せた「荒川の五色桜」ですが、その後ワシントン市から里帰りを果たし、現在の五色桜が復活したと言われています。
約2kmの桜並木は、植樹された時期も品種もそれぞれ。4月4日の時点で、まだつぼみをつけ始めたばかりの木もあれば、満開の木もありました。それぞれのペースで咲く桜は、春の長い期間でお花見を楽しませてくれそうです。
土手に続く桜並木は周囲に遮るものがなく、大空をバックに、川風にそよぎながら気持ちよさそうに咲いているのが印象的でした。
また、「五色桜大橋」のふもとの桜は満開を迎えており、地域を代表する大きな橋と満開の桜、圧巻の競演が楽しめました。
お散歩がてらに、「荒川の五色桜」を楽しんでみてはいかがでしょうか。