「鹿浜」という地名を聞くと、真っ先に思い浮かぶのが焼肉の超名店「スタミナ苑」という方は多いのではないでしょうか？

そんな「鹿浜」の町をおなかを空かせて走っていると、遠くの方にイタリアの国旗を発見！ なんとなく直感が働き近づいてみると、とってもおしゃれなレストランがありました。

お店の名前は、「Pets de Nonne（ペ・ドゥ・ノンヌゥ）」。店先にあった黒板のメニューをチェックしてみると、そそられるものばかり！ この手書きの感じもとても好みではないですか！ 外から中を見ることはできず、やや不安を抱えながらも、思い切ってドアを開けてみることにしました。

ランチタイム開始の11：30を少し過ぎた頃にお店に入ると、まだ先客はいませんでした。中から「いらっしゃいませ〜」と迎えてくださり、カウンターに着席。店内は、落ち着いた田舎町のおしゃれなレストランといった印象で、思った以上に天井が高く開放感がありました。

今回は、＜Aランチ（990円）＞の中から、「スパゲティ マッシュルームとアスパラ・パンチェッタのクリームソース」を注文しました。スープかパンが選べたので、パンをチョイス。ランチのメニューに、「自家製デザート（＋440円）」とあり、チーズケーキやかぼちゃプリンなど5種類ほどあったので、そこから「ティラミス」を注文してみました。

まず一番初めてに出していただいたのがサラダ。シンプルながらもボリュームたっぷりのシャキシャキ野菜に、期待が高まります。

サラダを食べ終わった頃に、「お待たせしました〜」とパスタを出していただきました。

パスタはとても具だくさんで、マッシュルーム、アスパラ、パンチェッタ、全ての具材がたっぷり入っており、パンチェッタの旨味と塩加減が全体の味のバランスにちょうど良く、とてもおいしくいただきました。

パスタを食べていると、途中で焼きたてのパンを「パスタのソースにつけて食べてくださいね〜」と出してくれました。このパンは天然酵母のパンで、焼きたての温かい状態で提供してくれるのもとても嬉しいポイントです。

注文してから、サラダ、パスタ、パン、それぞれ提供してくださるテンポやタイミングが絶妙で、とても心地良く食事をすることができました。

そして忘れてはならない特筆すべきメニューは、自家製のティラミスです！ 食後に出していただいたデザートが絶品！ 濃厚なのにとても食べやすいクリームと、ふわふわで控えめなスポンジが層を成していて、食後でもあっという間にペロッといただける絶品デザートでした。

メインにも引け取らないその存在感は、次も必ずデザートを注文しようと思わせてくれました。ティラミス以外のデザートもとっても気になるところです。

おなかいっぱいで大満足になった頃には、店内は満席。会社のグループの方々や、お一人で来られている方、ご年配の婦人方など、鹿浜の町で愛されている名店なんだと感じながら店を後にしました。

パスタだけでなく、自家製デザートも絶品のレストラン「ペ・ドゥ・ノンヌゥ」。気になった方は、ぜひチェックしてみてくださいね。