【足立区】怪しすぎる階段を登った先には、爽やかな抹茶のかき氷があった! 今年も「南極堂STAND 北千住」営業中!
夏の風物詩のひとつ、かき氷。北千住界隈では専門店の他、カフェメニューのひとつとして置いているお店もあったりと、暑い夏のお楽しみでもあります。
昨年2023年に初めて取材させていただいた「南極堂STAND 北千住店」は、店舗を設けずに居酒屋店舗を間借りして営業するかき氷のお店ですが、今年も期間限定で営業しているという情報をいただき、行ってまいりました。
昨年は北千住駅東口側で営業していましたが、今年は西口の「ときわ通り(通称:飲み横)」で営業しているとのことで、昼間の飲み屋街をふらりと進みます。
かき氷屋さんらしきお店が見当たらず、不安になりながらも「南極堂STAND」の看板を見つけました。
「怪しい。怪しすぎる。」
たくさんのお店を取材させていただいていますが、この怪しい階段を上る勇気が出ず、実は数回素通りしてしまいました。しかし、9月に入り秋の気配を感じ始め、「おいしいかき氷を今食べないと後悔する!」 その気持ちだけで、階段を登ってみました。
お店があるのは3階。2階の踊り場に着いてもまだ怪しさは拭えず、勢いに任せてそのまま3階まで行ってみました。
店内からは、厨房でかちゃかちゃと仕込みをする音と、店員さんの笑い声が聞こえてきました。
「とりあえずよかった・・・・。」
お店に入ってみると「1名さまですか〜お好きな席へどうぞ〜」と、明るくお姉さんが迎えてくれました。お店に入ってみてびっくり! 1階入口の怪しさからは想像できないほど開放的で、三面に窓があるので、とても明るく風通しの良い店内です。
このお店は「蒸気怪人 煙管(じょうきかいじん きせる)」という中華酒場で、夏限定で日中「南極堂STAND」として営業しているとのこと。店内のインテリアを1つ1つ眺めてみると、ガラステーブルの中に麻雀牌があったり、ホラーのような看板があったりと、怪しいけれど面白いお店です。
「南極堂STAND」のかき氷のメニューは、全部で9種類! かき氷以外にもドリンクやココナッツアイスのメニューがありました。
今回チョイスしたのは、「抹茶(990円)」に「あんこトッピング(+180円)」。みるくソースと糖蜜ソースから選べたので、みるくソースしてみました。
面白い店内を眺めながら待っていると、「お待たせしました〜」と運んできてくれました。
縦長のコップには、かき氷が山盛り! 端っこには、北海道産小豆を使ったあんこがトッピングされていました。抹茶シロップではなくみるくソースベースで、上から京都宇治の抹茶パウダーがかかった上質な一品です。
「南極堂STAND」のかき氷の特徴は、細長い線状にふんわりと削られた氷と、身体に優しい原材料。雪崩が起きないようにそっとスプーンですくいながらおいしくいただきました。
今年は10月ごろまで営業予定の「南極堂STAND」。気になった方は、ぜひチェックしてみてくださいね。