西新井の関原近辺を歩いていると、お茶屋さんを発見。お店の名前は「おくむら園」です。

この近辺はちょっと一息休める喫茶店のような場所があまりなく、探しながら商店街を彷徨っていたところ、お茶屋さんの奥に休憩できそうなスペースを発見。中でお茶をいただくことができるか聞いてみたところ、「はいどうぞ〜」と快く迎えてくださいました。

店内には茶壷も陳列されており、販売されている商品もとても豊富です。

席につくと、喫茶メニューを出してくれました。お茶にそれぞれお茶請けがついて、とてもお手頃な値段でお茶を楽しむことができそうです。

訪問したのは、2022年5月中旬の新茶が美味しい時季。「それぞれ＋100円で新茶にできますよ」とのことだったので、「煎茶（300円）」を＋100円で新茶で淹れていただきました。

お茶を淹れて頂いている間も、お茶の種類や時期・淹れ方や、西新井の地域情報など、興味深いお話をたくさん聞くことができました。

「おくむら園」は、「茶審査技術七・六段」「日本茶インストラクターリーダー」「日本茶アドバイザー専任講師」の資格を持つご夫婦が営むお店だけあって、お茶の素人にとってもわかりやすく、丁寧にお話してくださいました。

提供して頂いたのは、湯呑み、急須、湯冷まし、お茶請けが一つになったセットと、お湯のポットでした。

まずは、湯呑みに淹れて頂いたお茶を飲んでから湯冷ましで淹れたお茶を飲みます。

テーブルに運ばれてきた瞬間にお茶の香りがふわっと立ち、良い香りに癒されます。湯呑みに淹れていただいたお茶を啜ると、新茶ならではの甘さと風味が口の中に広がります。まさに、「日本人で良かった！」と思える瞬間です。お茶を飲みながらお茶請けをいただき、ゆっくり休憩することができました。今回は温かいお茶を頂きましたが、水出しもできるそう。これからの夏、ちょっとした休憩にピッタリな場所を見つけました。

西新井の商店街にあるお茶屋さん「おくむら園」。気になった方は、ぜひ行ってみてくださいね。

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