【足立区】老舗感あふれる入口の向こう側には、絶品佃煮がズラリと並んでいます! 北千住「鮒秋」
北千住駅西口側にある「千住ほんちょう商店街」は、新旧さまざまなお店が立ち並ぶ商店街ですが、中でも老舗感あふれる細長い外観がずっと気になっていたお店があります。
建物の入口上には年季の入った看板があり、よく見ると「焼めゞ寿鮒」とあります。
暖簾には「鮒秋」の文字。お店の名前が記されていました。入口横のガラスケースには、佃煮が置いてあったり、何もない日もあったりでしたが、とても気になっていたので入店してみました。
店内には、小分けにされた佃煮がズラリ! 全部で20種類ほどはありました。
お店の方に入口の看板について聞いてみたところ、以前は「鮒寿ゞめ焼」という、小さい鮒を何本かの串にさしている商品を主に販売をしていたが、現在鮒自体があまり取れなくなってきており、時代を経て佃煮を主に販売するようになってきたとのこと。その小魚を何本かの串に刺したものを寿ゞめ焼(すずめやき)と言うそうです。
店内で商品を選んでいると、常連さんがお目当ての商品をピンポイントで買いに来ていたり、手慣れたようにお土産に選んでいる方もいました。古くから愛されているお店のようです。
何にしようか悩んだ末、3種類買ってみることにしました。
早速ごはんのお供に食べてみましたが、素材の風味や食感を活かしつつも上品に甘辛く味付けされた佃煮で、箸が止まりません! 長く愛されているお店の味とはこうゆう事かと、納得のおいしさでした。この佃煮があるおかげで、朝起きるのがとても楽しみになりました。
北千住の中でもかなり老舗のお店「鮒寿ゞめ焼 鮒秋」。「鮒秋」の佃煮を食べてみると、長い間愛されているお店であることがわかります。気になった方は、ぜひ行ってみてくださいね。