足立区内にはありとあらゆるラーメン店があり、チェーン店から個人店まで、本当に様々な種類のラーメンを楽しむことができますが、今回ご紹介するお店は、住宅街にある知る人ぞ知る名店「麺屋 龍」です。

西新井大師から15分ほど歩いた場所にある「麺屋 龍」は静かな住宅街の中で営業していますが、混雑時には行列ができる人気ラーメン店なんです。

今回の情報源は、SNS。お店に行った方が上げていたとってもおいしそうなラーメンが印象的で、お店のSNSもチェックしていましたが、やっと訪問することができました。

券売機には、中華そば、ワンタン、チャーシューなど色々ありましたが、「麺屋 龍」の看板商品は「臥龍(醤油)」「蒼龍(塩)」の2種類で、券売機の上のホワイトボードには、その日の限定のオリジナルメニューが書かれていました。

醤油か塩か迷いましたが、今回は塩ラーメンの「蒼龍（1,100円）」にしてみました。細麺か手揉み麺か選べるそうなので、手揉み麺をチョイス。店内は、カウンター席と4人掛けテーブル席があり、1人で訪問しましたが「広い席にどうぞ〜」とテーブル席へ案内してくれました。

待つ間、店主さんと常連さんのとの間で楽しい会話が交わされており、とても愛されているお店であることが窺えます。どのお客さんも、食べ終わるころにはとても満足そうなお顔をして「ごちそうさまでした〜」と帰っていきました。

10分ほど待ち「お待たせしました〜」と出していただいたどんぶりはほとんどがチャーシューで埋め尽くされています！ 豚肉のチャーシュが2枚、それぞれ脂身の多い部位と少なめな部位のものが1枚ずつのっており、どちらもやわらかくておいしいんです！ とっても大きいので、食べ応えもあります。

そして、黄色く透き通ったスープも印象的です。

スープをひと口啜ってみると、旨味がぎゅっと詰め込まれつつもとっても上品な味わいです。くさみ、えぐみなどは全くなく、高級レストランで味わっているようなスープで、塩味もまろやかです。

チョイスした手揉み麺もツルッとした食感でとてもおいしく、あっさりスープと絡めながらあっという間に完食しました。

チャーシュー、手揉み麺、そしてスープ。「麺屋 龍」の塩ラーメン「蒼龍」は、ラーメンを構成する3大要素それぞれがとっても丁寧に作られていることを実感できる至極の一杯でした！ 気になった方は、ぜひ足を運んでみてくださいね。

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